やられたわ
職場のロッカー室はとても狭い。職員数が増えたこともあり、ロッカー自体も上下段に分かれたタイプに変更されており、ロッカーそのものも狭い。
そこに着替えやら貴重品やら昼の弁当やらをしまいこむのだ。狭いでしょう。
さらに寒くなってくるとそこにコート類を一緒にしまう、、、なんて無理だ。
なのでロッカー室にはハンガーラックがひとつ設置されていて、みな上着はそこにかけている。
僕も最近は上着を着て出勤するとそこにかける。
そして昨日の退勤時に着替えをすませ、あとは上着だなとハンガーラックに目をやるとなんと僕の上着がないではないか。
「やられたわ」
盗難にあったのだ。
ロッカー室内には「ロッカーに鍵をかけましょう」という啓蒙ポスターが貼ってあるが、ハンガーラックなんて完全無防備だろう。フリーマーケットみたいなもんだ。
いまさらそんなことをいっても仕方ない。
幸いなことにユニクロのポケッタブルパーカーをカバンに入れていたのそれを羽織って家路についたのだけども、ずっともやもやして帰った。
だいたいアラフォーのおじさんが着込んだ上着なんて盗んでどうすんねん。
帰宅後も洗濯機の使い方で奥様に注文をつけられる。
自分が使うときは水量を手動調節するくせに僕が調節しているのを見つけるや、水量は自動でいいんじゃない?と言ってきたのだ。
ママもいじってたでしょと返すと自分は自動にして水が多いなって思ったときに手動で減らしているというのだ。
いや、それ個人の感覚の問題だろ。
僕だって自動にしたら水多めになるかなと思って手動で調節しているのだ。
そんなことでやいのやいのいってくるなら最初から自動でやれよ、と思うし、少ない量で数回にわけて洗濯機を使う(タオル類と衣服をわける)くらいならまとめて1回で洗った方がよっぽど節約になるだろとかいろいろ日頃の疑問や不満が溢れ出る。
むかついたので昨日はそこから家事を一切手伝わなかった。
そんな日があってもいいだろう。いひひ。寝る。
一晩明けて気持ちを切り替え、しっかり家事を手伝って仕事に出る。
そして今朝はいつもの乗降口から電車に乗ることに成功したのだ。いやなことが続いていたのでこれはやったー!という気持ち。まわりを見渡すといつものメンツが座っている。おぉ、なんという安心感よ。
些細なことだがテンションがあがって今日は気分よく過ごせるかなと思ったのもつかの間、隣のおじさまに「イヤホンの音漏れがすごいよ」と指摘されてしまった。
はっ!しまった、いつも使うイヤホンがポケットに入ったまま、ぼくの上着は盗まれてしまったので、今朝は仕方なくワイヤレスの会話用片耳イヤホンで代用していたのだが、そのイヤホンが耳に対して絶望的なアンフィット感だったため、音漏れがひどかったようだ。これは失礼しました。でもそれ、もとはというと上着とイヤホンを盗んだやつが悪いのです。
いつもの乗降口
毎日電車通勤していると、だいたい同じ乗降口でだいたい同じ席に座る。そして周りの席の人々もだいたい同じメンツだ。いわゆるルーティン的なものだ。
ところが、いつも利用している駅のホームで工事がはじまっていて、電車の停止位置がすこしずれていたのだった。
行き先駅のホームのエスカレーターにいちばん近い乗降口からいつも乗っているのだけれど、その工事のためいつもの乗降口がわからない。軽く右往左往してから、えいやっと適当に乗り込んだのだが乗降口ひとつぶん、ずれていた。
なのでいつもと違うメンツに囲まれて適当に席についたのだが、次の駅で隣の席に学生とおぼしき男の子が座ってきた。
そしてまもなく頭を垂れて大きく船を漕ぎ出し、僕のほうにもたれかかってきたのだった。こういうことはよくあることだし、自分もたまにやってしまうので仕方ないのだけれど、いかんせん、のしかかる体重が重たい。
かわいそうだったけれど大げさに腕をあげて払いのけるとほんの少しだけ姿勢を整えてくれた。しかしまた数分後にはまたこちらにグーっとのしかかってきたので、ほんと申し訳ないけれど肘打ちに近い感じで押し返した。しかし相当眠たいのか、全く起きないのだ。最後にもう一度腕をあげて払いのけるとようやく目を覚ましたようだ。ほどなくして僕の降りる駅についたのだが、おかげでこちらが全く眠ることができなかった。
ほんと仕方ないんだけれどね。
明日はいつもの乗降口から乗れるようにしたい。
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娘はただ話を聞いて欲しかったのだ
絶賛反抗期中の娘(中3)。
最近はものにあたることが増えてきてその都度たしなめていたのだが、先日もいつものように注意すると堤防が決壊したかのような大号泣。
これは様子がおかしいな。どれどれじっくり話を聞いてやろうじゃないか。
どうやら学校や塾で女友達のドロドロした人間関係に悩んでいるとのことだった。普段もその類の話をしているのを見ていたのでいつものグチ程度の認識でいたが本人には相当深刻だった様子。
AちゃんとBちゃんがお互いの悪口を自分に言ってくるので巻き込まれている、よその学校の友達の悪口を私が言っていると別の友達から聞いたが言っていない、とのことだった。
しっかり傾聴した上でいくつかアドバイス(影で何を言ってるかわからないのだからあまり関わるな的な)をしてやると納得した様子だった。
他にも娘から打ち明けられたことがある。
奥様は再婚者で娘は連れ子なのだが、弟2人(僕の実子)が生まれたことで疎外感を感じていたというのだ。
パパは弟たちには優しいけど自分には注意ばかりで冷たく感じていたとのこと。
子供を自分の分身のように考えている人はいると思うが、僕はわりと客観的にみていて、自分以外はみな他人だ。当たり前だけど。だから特別扱いはしていない(つもり)。
僕「血がつながっているかどうかなんて関係ないし、3人ともパパの子供だ。家族でしょ。自分ばかり注意されるようになったと感じるのは反抗期・思春期を迎えて自立しつつある証拠。そしてもうしっかりしなくちゃいけない年齢だから。パパは嫌われてもいいから、態度やふるまいに関する注意はしつこくするよ、と昔から言ってきたでしょう。それは冷たくしてるんじゃなくてあなたの将来のために注意しているだけ。弟たちだっていずれ注意ばかりされる日がくるんだよ。
それにあなたが生まれて間もなく離婚し、今までほとんど接点のない実父と、パパ(僕)とでどちらがあなたを大事に育ててきたのかわかるでしょう。」
娘「そっか。そうだったんだね。だよね。」
ずっと娘の中でモヤモヤしていたことが晴れたようだった。
その瞬間は思いがけずやってきたけど、いずれこの話をする時が来ると思っていたので僕は驚かなかった。むしろこうやってきちんと話をすることができて良かった。なかなかこっちから切り出す話題でもないので。
いつも会話の中心は注意ばかりだったがこうしてきちんと話を聞いてあげることが大切なのだなと当たり前なんだけど再認識。
翌日、奥様に娘との会話について伝えると泣いていた。
だけど数分後には娘の反抗的な態度にカミナリを落としていた。
ふふふ、これがいつもの日常なのだな。
アレルギーだからダメだと言っているのに大号泣する娘
ここ数ヶ月は反抗期の娘に対して夫婦ともにとても苦労した。
まだ進行形ではあるのだけれど。
とにかく毎日のように叱っていた(親御さんならわかると思うが、毎日同じことの注意を繰り返すのは骨が折れる)のだが、これを極力やめている。見守りといえば聞こえはいいがこれは放任だ。というかほったらかしだ。
一方、娘のテンションはあがっているようだ。
当たり前だ、何も注意されないのだから。
メンタル的に不安をもつ(不安障害とかに近いのかな)娘なので、とりあえずはこうするのがいいのだろう。こちらのストレスも溜まるが仕方ない。
最近もこんなことがあった。
ぶどうアレルギーの娘。チビ達が食べていたぶどうを食べたいと言い出し、奥様にアレルギーだからダメだと言われただけで大号泣。
スーパーへの買い出しについていく、いかないだけで大号泣。
なんだ、これは。
中3にして赤ちゃん返り的な?イヤイヤ期?
テンションの高いときとご機嫌斜めのときの落差が激しすぎてこちらもいい迷惑(笑)
ちょうどいい中間くらいの落ち着きがあるといいのに。