NEC、電子カルテ端末でWebサイト閲覧できる仕組みを提供
どうもこんにちは。
いつも有益な情報を提供してくださる「NW屋的日常徒然日記」さんで初見の記事。
NECが電子カルテ端末でWebサイトを閲覧できる仕組みを提供するとのことです。
karasuma-kitaoji.hatenablog.com
元記事は日経デジタルヘルスより。
診療の現場でWebサイト閲覧頻度は高い
実際問題、診察室や診療現場ではWebサイトの利用頻度は多いです。他医療施設への紹介状を作成するときなどは必ずといっていいほどWebを使いますし、情報の信頼性が担保されているWebサイトに限りますが他の症状や薬剤について調べることもあるでしょう。
元来、電子カルテなどの医療情報システムは取り扱うデータの特性上、閉じたネットワークで構築されます。過去に私も医師から「電子カルテからインターネット見られるか」と聞かれたこともあります。
そういった現場の要望に応えることができるのが今回の仕組みです。
プロキシサーバをたてる
ざっくりいうとプロキシサーバを経由してWebサイトに接続するようですが、仕組みとしては単純な印象を受けます。
ただ、こういったサービスをセキュリティアプライアンスを取り扱うセキュリティベンダーではなく、今回のNECのような電子カルテで上位シェアを誇るベンダーがこのサービスを提供するところに意味があるのかなと思っています。これまで電子カルテベンダーはWebサイト接続は推奨しない姿勢がほとんどでしたからね。
もちろん、接続できるWebサイトのリスト、いわゆる「ホワイトリスト」は病院側の自己責任です!